最近ヒト型セラミド配合の基礎化粧品が人気ですね。
今回はヒト型セラミドについて深堀していきます。
ヒト型セラミドとは?
セラミドは、本来人間が持っている物質です。
表皮の一番上の角質層に存在し、紫外線やホコリ、乾燥から肌を守ってくれるなくてはならない物質です。また、セラミドは細胞間脂質(角層内の角層細胞同士の間を埋めている脂質)のひとつで、細胞間脂質の約50%を占めています。
したがってセラミド不足になると肌に問題が起こります。
セラミドは、残念ながら加齢により減少します。
セラミド量がMAXなのは赤ちゃんのとき。だから赤ちゃんの肌はきれいなんですね。
セラミドは30歳で大幅に減少し、
50歳ではなんと20代の約半分までセラミドの量は減ります!
加齢によりシミやたるみ、シワなどができますが、これはセラミド量が減ったからなんですね。
たっだら、セラミドを補ってあげれば肌がきれいになるんではないでしょうか。
はい、それ正解です。
最近はセラミド配合化粧品が増えてきたのでそれらを使うことで簡単にセラミドを補いましょう。
化粧品でセラミドを補う
ちなみに化粧品に配合されているセラミドは以下の4つです。
①天然セラミド
②ヒト型セラミド
③植物セラミド
④合成セラミド
①天然セラミド
天然セラミドは動物由来。人肌に近いため浸透力があり品質は一番よいのですが、その分お値段もお高くなります。基礎化粧の金額に糸目をつけないという方には天然セラミドがおすすめです。
天然セラミド配合化粧水 セラミド 150
馬から抽出したセラミドを配合。化粧水がお肌にスッと浸透しさらっとしたつけ心地。無香料・無着色、MAID IN JAPANで安心です。
②ヒト型セラミド
わたしがおすすめしたいのがヒト型セラミドです。人間が本来もつセラミドとほとんど変わらないクオリティーで作られています。しかも天然セラミドよりもお安いのでコスパがいいです。
ETVOS
自然派化粧品で人気のETVOSヒト型セラミド配合のバイタライジングローションがおすすめです。お値段は5000円越えで安くはないのですが、かなり潤って美容液いらず。それを考えると逆にコスパいいです。
おためし10日分1500円をまずは試してみてはいかがでしょうか。
小林製薬のヒフミドは、ヒト型セラミド配合。高保湿力なのにプチプラだと人気です。
1週間のお試し価格1500円をまずは試してみてはいかがでしょうか。
③植物セラミド
植物性セラミドは、米ぬかやコンニャクからできています。植物由来なので安心して使用できそうです。アレルギーがある人には、アレルゲンになりにくいこんにゃくセラミドがよさそうです。
megumi to nagomiのフェイスクリーム 2,200円
JR東日本の「のもの1-2-3プロジェクト」の一環の開発商品。国内こんにゃく生産量第1位の群馬県産こんにゃく芋から抽出したこんにゃくセラミド配合のフェイスクリーム。@コスメでの口コミ評価も高いです。
④合成セラミド
合成セラミドは石油から作られたセラミド。ヒト型セラミドに似せて化学的に合成した成分で作られているので、あんまりおすすめしません。セラミドを含む化粧品でとても安い場合は合成セラミドの可能性があるのでよく調べてから購入してくださいね。
食べてセラミドを補う
化粧品でセラミドを補うこと以外に、食べ物やサプリメントからもセラミドを取り入れることもできます。体の内側からセラミドを補いましょう。
セラミドをを多く含む身近な食材は、こんにゃく、コメ、小麦、乳製品、大豆です。
特にこんにゃくはセラミドが豊富。食物繊維も多く便秘にもいいので美肌をめざす人はこんにゃくをよく食べるようにするといいです。
ただ、食べたセラミドがそのままお肌のセラミドになるというわけではなく、あくまで人間が自分でセラミドをつくる力をサポートするという点に注意してくださいね。
仕事が忙しく食生活が偏っている人はセラミドサプリもおすすめです。
Dr’sホワイトセラミドは、パイナップルの食用部分から抽出されたセラミド配合のサプリメント。ナチュラルな素材で体の内側から美肌に。
まとめ
というわけで、今回はヒト型セラミドについてまとめてみました。
加齢とともに減少するセラミドを化粧品で外側から、食材やサプリで内側からセラミドを補うことにより、美肌をキープしましょう。